若手社員座談会

みんなが太陽サカコーに入社したいと思った理由を教えてください。

僕は前職では全国各地を転々としていたんですが、ずっと地元の香川県で働きたいと思っていて。鉄を扱う仕事って男らしくてカッコいいなと思い、太陽サカコー一社に絞って転職活動をしました。年間休日が多いところも魅力的でした。

私は転職活動をするにあたり複数の会社を見ていたのですが、太陽サカコーの会社見学に来た時に、企業理念を従業員が主体となって作ったと聞いてびっくりして。きっと風通しの良い職場なんだろうと思い、入社を志望しました。

僕も転職活動中は他の会社も検討していましたが、会社見学をしたときに「ここだ！」と思いましたね。明るい雰囲気だったし、みなさん気さくでやさしかった。家族がいるので、福利厚生が手厚いところも決め手になりました。K.Kくんは？

僕は高専でロボコンをやっていて物を組み立てるのが好きだったので、造船部材や鋼構造物の組み立てをしている当社に興味をもちました。また、ロボコンでCADの使い方も習得していたので、自分のスキルが活かせそうな職場だなと思いました。

太陽サカコーの社員は、半分以上が中途採用。畑違いのところから来ている人が多いですよね。僕は最初の頃、溶接の知識がない人間がここにいても大丈夫なのかと不安でした。入ったばかりの新人は会社が構えている工場の端っこのブースで練習をするんですが「こうしたほうが、やりやすいよ」といろんな人が声をかけに来てくれて、とても嬉しかったのを覚えています。とにかく人が魅力的な会社ですよね。

O.Mさんも、僕が入社したてで不安だった頃に声をかけてくれたじゃないですか。あの時、めちゃくちゃ嬉しかったですよ。

そう言われると照れるな（笑）。きっと自分が、新人の時に先輩に良くしてもらった経験が伝播しているのだろうね。

仕事で困っていると、すぐに気づいて助けてくれる人ばかりですし、本当に人に恵まれていると思います。製造三課は年齢もバラバラですが、みんな仲が良いですよ。今では、一緒に遊びに行く先輩たちもいますし。

僕は丸亀工場と坂出工場を行き来していますが、人間関係が良いからなのか、どちらも明るい雰囲気で気持ち良く仕事ができます。それに自分の技術を向上させようと努力している人ばかりだから、刺激を受けるんですよね。設備課にも、知識と経験がないと任せてもらえない大型機械の整備をしている方がいて、僕の憧れの存在なんです。その人みたいになれるように、日々精進しています。

私は事務所で働いていますが、こちらの雰囲気も良いですよ。仕事に集中するときは集中して、息抜きするときは息抜きする、メリハリある職場です。みんな黙々と自分の作業をしていますが、ピリピリ感は一切なく、先輩に質問もしやすい。質問をすると、すぐに丁寧に答えてくれるので、とても助かっています。

さっきK.Kくんから「太陽サカコーには向上心をもった人が多い」という話が出たけれど、みんなが自分の成長を感じる時ってどんな時ですか。

僕は未経験から入社しているので、できることが増えるたびに成長を感じますね。目の前の課題をひとつずつ着実にクリアしていけば、技術はちゃんと身につくのだと実感しています。自分だけで考えても上手くいかない時は、先輩の仕事を観察して技術を盗み、それを自分なりにアレンジするように心がけています。

私も異業種からの転職なので、最初はCADが何なのかもわからず不安でした。だけどCADの教材を使って操作を覚えたり、先輩に教えてもらったことをすべてメモして復習したりするうちに、CADが使えるようになっていました。それが最初に成長を感じた瞬間です。今では1日かかるような作業案件も任せてもらえるようになり、ここまでやれるようになったのかと嬉しく思います。T.Rくんと同じく〈一歩ずつ着実に〉が大切ですね。

僕は設備課に配属されてまだ3か月なので、基本的には先輩といっしょに作業をしています。だけど以前修理した機械と同じものが壊れると、修理方法がわかるようになったので、先輩に「自分が行って直してきます」と言えるようになりました。早く独り立ちできるように、先輩の仕事をしっかりと観察していたのが役に立ちました。自分ができることを自ら模索できるようになったのは、成長だと思います。

では最後に、みんなの今後の目標を教えてください。

今はまだできる仕事が限られているので、数年後にはデータ作成にまつわる仕事すべてができるようになるのが目標です。後輩に自信をもって教えられるくらいになっていたいです。

機械の故障原因ってパッと見ただけではわからないことが多いんですが、修理出来ないままでいると、製造ラインが止まって会社の損益に繋がってしまいます。「機械が壊れた」と連絡がきたら「きっとあそこが原因だ」とすぐに予測がつけられるようになって、会社の利益に貢献したい。そのためにも今後、たくさん経験を積みたいです。

今担当している仕事が完璧にこなせるようになったら、国家資格の天井クレーン資格を取りたいです。クレーンの資格を持っていれば、今よりも仕事の幅が広がるんですよね。自分ができることが増えれば人の役にも立てるし、資格を持っておくに越したことはないなと思っています。

僕もT.Rくんと同じく、直近の目標は、天井クレーンの資格を取ること。そして最終的な目標は、ヘルメットに巻かれているラインテープの数を増やすことです。ヘルメットって、人によって貼ってあるテープの本数や色が違うと思うんですけど、あれは現場では立場だったり、役職だったりを表しているんですね。資格を持っていると、さらに貼れるシールが増える。がんばった勲章が身に着けられるなんて、カッコいいじゃないですか。現場で、みんなから頼られる存在になりたいです。

みんなが太陽サカコーに入社したいと思った理由を教えてください。

僕は学校の実習で溶断・溶接の授業があって、興味を持っていたら、先生から「それならいい会社あるぞ」って教えてもらって、インターンシップに行ってみました。実際に作業を目の当たりにすると学校の実習内容と違うことをしていて「すごいな」と一層の興味が湧きましたね。それに皆さん笑顔で話しかけてくれて、太陽サカコーは働いている人たちがいいんだと思って、ここに決めました。

僕も会社見学に来た時に、同じ印象を持ちましたよ。皆さん和気あいあいと仕事をされていて、明るい会社でいいなと思ったんです。それと僕もK.K君も同じ高校出身ですが、どの世代にも高校出身者の先輩たちがいたのも心強かったです。

僕はもともと地元が山口県なんですけど、距離的なことも考えて、広島・山口・福岡あたりで探している時に求人が目に留まりました。広島の情報系の専門学校に通っていてCADは未経験でしたが、やってみようかなと思って応募しましたね。

僕は大学の就職相談センターで紹介をしてもらってですね。当時は当社を知らなかったのですが、江波生まれ江波育ちだったので家から近いということもあったのと年間休日数も多いのも魅力に感じて応募しました。

入社前に感じていた和気あいあいのイメージはそのままだったけど、実際に入社してみると学校では知らない機械が会社にはたくさんあって、最初は慣れるのに苦労する仕事もあったりしたよね。

そうですね。高校時代はイスが用意されていて、実習をしていたのですが、会社では板の上で作業したり、立ったり座ったりを繰り返すのでそこは違いがありましたね。難しい作業もありましたが、徐々に慣れていった感じです。大体はタッグを組んでいる先輩に教えてもらうのが基本ですけど、忙しくて人手が足りていない時は別の機械を操縦している先輩のところへ行って教えてもらっています。あとは聞きやすい雰囲気だと思いますね。僕はわからないことは、「これはこんな感じですか？」だったり、「これやってもいいですか？」であったりと、なんでも聞いたりして、皆さんも快く教えてくれるので、そこに対するストレスは全然ないです。

僕は今の職場にいる前は、入社して3年間ほどは出荷課にいました。昔は営業や工程管理の事務所の人は現場を知ってからという流れがありましたね。そのおかげもあって、物の流れであったり、コミュニケーションの面で今の仕事にも活かせています。今のところ、事務所と工場と二部署を経験しましたが基本的にはメインに1人教えてくれる人がいつつ、他の先輩たちにも教えてもらえるので事務所も現場も雰囲気含め、聞きやすい環境ではありますよね。

僕もみんなと同じで、入社する前の工場見学で来た時と一緒で良い方たちばかりです。教えてほしいことは聞いたらすぐに丁寧に教えてもらえています。全体的に皆さん明るくて接しやすい印象は変わりないです。

僕は2年目から無線を持たせてもらって、仕事の段取りを事務所ともとるようになりました。けど、最近、A.Kくんの反応がちょっと冷たいかなって、寂しいときがありますよ。昔は自分がふざけてもあんなに笑いながら対応してくれていたのに。心なしか反応が素っ気ないです。

そんなことないよ。僕含め、みんなが認めてくれているからこそだよ。

それを聞けて安心したよ。ありがとう。

一同：笑い

僕は段取りの仕事をまだ慣れない中でスタートして、K.Kくんが入社したばかりの頃、段取りの仕事を説明しているときに目の前で注意されちゃったのすごい憶えてるよ。当時は失敗も多くて、いろんな人に迷惑をかけて。でも、そのおかげで成長の連続でした。みんなはやりがいや成長は感じてるのかな？

僕も1年目の頃は初めての作業も多かったので、失敗して落ち込んだりしましたね。それでも優しく教えてもらえて、失敗も減ってきてスピードも上がって、段取り良く次の仕事に取り掛かれたりすると嬉しくなります。

僕がしている板取り作業は一枚の板に既にある部材データをイメージ的にはパズルのようにはめ込んでいく仕事です。歩留まりをよく、いかにベストに詰められるかが売り上げにも関わってきますし、無駄なく板取りができたときは達成感ありますね。

僕は1年目で達成感を感じたという場面はまだそう多くないんですけど、目標でいうと、先輩みたいに物事を回せるようになりたいですね。鉄のお仕事って、切断や溶接だったりと奥深いことがたくさんあるんです。お客さまや現場と話すときに僕はまだ1回1回「こうですかね？」と聴いたり、質問をしているんですけど、早く知識をたくさんつけて1人でちゃんと仕事を回せるようになりたいですね。

僕は今やっているコータキプラズマデータとは別のTANAKAプラズマのデータ作成があるんですけど、そちらも完璧にできるようになりたいですね。これまで店売りや建材系のデータはしていたんですが、今後は造船系のデータもチャレンジしていきたいですね。

僕はIK切断機（別名：自動機・ビーバー・フリーク）をやってみたいなと思っています。ただ、直近では、新設備でファイバーレーザーが入ってきて、それを操作できる技師が今は1人しかいないので、レーザー班の育成計画が新たに立ち上がっています。その一環で自分もほかのレーザー機械であったりを習得していきたいです。

以前にも触らせてもらって難しかったんですが、僕もIK切断機（別名：自動機・ビーバー・フリーク）をやってみたいなと思っています。そのほかでも天井クレーンやアーク溶接の資格も取ってみたいです。やっぱり、色んなことができて製造一課の仕事をたくさん覚えていけば、誰かが休んだ時に助っ人として、みんなの負担を減らせて役に立つこともできる。それにできることが多いとやりがいも増えるんじゃないかと思っているんです。