INTERVIEW 04

本社・坂出工場 製造二課

U.A
2011年入社

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地元の工業高校を卒業して新卒入社ですね。学校の授業でガス溶接はあったんですが、半自動溶接は教えてくれる先生がいなくて学校ではしたことがなかったんです。溶接の仕事をしたかったので、就職する前に会社を調べる中で当社を知って、半自動溶接ができる会社だったのと、既に高校の先輩がいたということで入社しました。

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現在はサブマージアーク溶接*1をメインにしています。極厚材を板継ぎ溶接*2する際は何層にも重ね溶接をしていくので、狙い目も1mm単位での精度を求められますし、エアーガウジング*3をして裏面も溶接する際は狙い目も見えなくなっているので、かなり繊細な作業です。
入社して1か月間は現場をひと通り回って、希望通りの溶接職場に配属されました。1か月間はひたすら練習していましたね。作業の合間に先輩たちがちょくちょく見に来てくれて「こうした方がいいよ」だったり、アドバイスをくれて、また作業に戻っていくみたいな。それで多分、人より早いとは思うんですけど6月からは、初めて見る図面だったり、脚長指示を学びながらブロックの簡単な作業からさせてもらっていました。5年目の時に当社に水中ストラットの仕事が入ってきて、パイプ溶接の資格保持者に欠員が出たこともあって、資格を取りに行かせてもらって携わったりして、そのあとから板継ぎ作業だったり、ブロックをしたりして今にいたりますね。 *1:アーク溶接の一種で、粒状のフラックス(融剤)と溶接ワイヤを使用する溶接方法
*2:異なる板材を溶接でつなぎ合わせ、必要な寸法形状の材片にする作業
*3:金属の表面に溝を掘るための溶接技術。アーク放電によって金属を溶かし、圧縮空気を使って溶けた金属を吹き飛ばし金属の表面に溝を形成する作業

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印象に残っているのは、LNGタンクカバー製作の仕事ですかね。難易度が高く、UT*4でも何回も引っかかりましたし。溶接って電流電圧の調整もその日その日で調子があったり、同じ設定でも、別の人がすると違う結果になります。それが結局、狙い目の1mmの差だったりするんです。中腰を続けたり、同じ姿勢の維持や手もとがぶれていないかだったりと体幹も重要だったりします。ですので、上達するといっても結構感覚の部分があったりしますよね。実際、自分もよくわからないことだったりは先輩が溶接しているところに行って、その後ろで見せてもらって、その人の動きをそのまま自分の溶接場所でも持ち帰って練習してみるというのを繰り返していました。
だからこそ、センスもあるんでしょうけど、一番はコミュニケーションだと思っています。溶接にしても質問をよくしてくれたり、それ以外でもみんなの話の輪に入って、よく聴いてくれるっていうのが、何がわからないのかがお互いにとってクリアになるので一番の肝かなって思っています。 *4:(Ultrasonic Testing、超音波探傷検査)非破壊検査の一種で、超音波を利用して溶接内部の欠陥や異常を検出する方法

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みんなが言っている通りだと思うんですが、自分の職場はめちゃめちゃみんな仲がいいんですよ。他の会社から転職で来た人たちも口を揃えて「ここまで仲良い職場はない」って言います。プライベートでも一緒によくいますし、ついこないだも職場の3人で高知や神戸に行ったりしました。自分の場合は会社のメンバーとコミュニケーションをとりに仕事に来ている気持ちが結構強いです。
教育の面についても溶接ブースを設けていたり、計画自体に教育の時間をとってくれているのは良いですよね。マンツーマンで指導するからこそ、その時間内でわからないことを教える側も教えられる側も、その場で過程を通じて確認して、対話できるのは大きいと思っています。

ONE DAY

  • 08:00
    出勤
  • 08:30
    準備
  • 09:00
    作業
    (サブマージ溶接)
  • 12:00
    昼休憩
    (会社弁当)
  • 13:00
    作業
    (サブマージ溶接)
  • 16:30
    片付け
  • 17:00
    退勤

DAY OFF

釣りが好きなのでよく行っていますし、職場の人たちと一緒にゴーカートやサバイバルゲームにも行ったりもしています!

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