INTERVIEW 10

対話と自分事の想像力が
仕事のカギとなる

広島事業所工程管理課

W.S

2015年入社

01

入社のきっかけ

県内大学を卒業後、当時勤めていた会社が中国地方から撤退するということで他会社への転籍や転職を考えていたところに、知人の紹介をうけて日本製鉄の関連会社という安定感にも魅力を感じて入社しました。

02

現在とこれまでの仕事内容

工程管理課はCADを使用して部材データ、NCデータを作るセクションです。大枠ではお客様からもらったデータを変換して1つずつの部材にし、部材登録や部材名を入れたりする＜成約＞チームとその成約したデータを1枚の板に詰め、切断機のNCデータを作成していく＜板取＞のチームに分かれていて、自分は板取を担当しています。
大学では情報系の専攻でしたが、CADは未経験でしたので入社してから習得していきました。まずは、店売用、建材用そして造船用と多様なデータ作成を経験させてもらって、直近ではその納期や切断する使用機械の振り分けをする計画業務も携わらせてもらっています。
板取といってもただ1枚の板に成約データを詰め込んでいけばいいというものでもなく、その板取データの中には工場での切断の方法、各機種の特徴、片付けの仕方、切った後の残りの板を別に使うこともあるのでその残し方であったりと、ポイントがたくさんあります。何が作業者や会社にとって良いのかを実際に視て・聴いて・話したりして、自分が少し手間でも会社全体がよくなるように、そのためのコミュニケーションはしっかりとるようには心がけています。

03

思い出深いエピソード・仕事内容

企業理念と行動指針の策定に携わらせてもらったのは大きな糧になっています。自分たちが議論をして絞りだしたフレーズやワードが実際に会社の顔だったりになったのは感慨深かったです。それと、行動指針策定時にはファシリテーター*1を任せてもらい、資料の作成・プレゼン・司会・発表をした一連の経験は普段にない仕事でしたが、だからこそ今まで以上に板取の仕事以外を意識して、周りが見れるきっかけになったかなと思っています。 *1：会議やワークショップなどの場で、参加者の意見を引き出し、議論を円滑に進める役割を担う人

04

これから挑戦したいことや目標

まずは、携わりはじめた計画業務をしっかりとやっていきたいですね。営業目線・工場目線だったりと様々な見るべき視点があるので、会社や仕事の流れを見れるようになりたいです。
それとスキルアップや勉強をして、できることを増やしていきたいなと思っています。会社が続いていくためにも個々の成長は何より大切だと思っています。